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COLUMN技術コラム

採取ペレットサイズの調整

樹脂加工

ペレットサイズは「見た目」だけではなく、

供給安定性、溶融性、最終製品品質に直結します。

試作段階でしっかり詰めるべき重要パラメーターです。

■ペレットサイズの調整は基本的に

 カット条件×押出条件×冷却条件の3つで決まります。

①カット条件(最も支配的)

●調整要素

・回転刃の回転数(rpm)

・刃数

・刃の切れ味、当たり

●どう効く?

・回転数UP  → ペレットが短くなる

・回転数down → ペレットが長くなる

●目安イメージ

・高回転 → 2㎜~3㎜ (ショートペレット)

・低回転 → 4㎜~6㎜ (標準~ロング)

②押出量(スループット)

●調整要素

・スクリュー回転数

・フィード量

●なぜ影響する?

・押出量が増えると

→ストランドが太くなる & 送り速度UP

→同じカットでも長くなる

※ペレットサイズ一定化は

 「吐出量とカット回転数をセットで管理」

③ダイ(口金)設計

●調整要素

・穴径(φ)

・穴数

●どう効く?

・φ大 → 太くて長いペレット

・φ小 → 細くて均一

●注意

フィラー入りは大径が小さすぎると詰まりやすい

④冷却条件(水槽・エアー)

●調整要素

・水温

・冷却距離

・エアーナイフ強さ

●なぜ効く

・柔らかい状態でカットすると → 伸びる(長くなる)

・しっかり冷却すると → パキッと折れる(短く安定)

●対策

・水温20~40℃で調整(樹脂種による)

・冷却距離を一定化 

⑤ストランド状態

●原因

・溶融粘度(MFR)

・フィラー量

・表面ベタつき

●現象

・ベタつき → 引き伸びる → 長くなる

・脆い → 割れる → 短くなる

●対策

・温度プロファイル見直し

・添加剤(滑剤、離型剤)調整

⑥切断方式の違い

●ストランドカット

・一般的(長さ調整しやすい)

●ホットカット

・球状に近い

・サイズはダイ×回転で決まる(伸びの影響は少ない)

■現場でよくあるトラブル

●サイズがばらつく

→フィード脈動 or 刃の摩耗

●やたら長い

→カット回転数が遅い or 樹脂が柔らかすぎる

●粉が多い

→冷却不足 or 脆化(フィラー過多)

樹脂コンパウンドペレットサイズの調整はどうする?