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COLUMN技術コラム

二軸押出機コンパウンドスクリュー構成の重要性

樹脂加工

二軸押出機(特に同方向回転)のコンパウンドスクリュー構成は

樹脂の溶融、混錬(分散・分配)、脱揮、圧送プロセスを最適化し

高品質なコンパウンドを安定生産する為に極めて重要です。

エレメントの組み合わせ(ニーディングディスク、スクリューネジ 等)

を材料特性に合わせて設計する事で、材料の物性不均一を防ぎ

生産効率とエネルギー効率を最大化します。

■スクリュー構成が果たす主なやくっ割と重要性

●分散、分配混錬

・樹脂、フィラー(例:炭カル、GF 等)添加剤を均一に

 混合、分散させ均質な溶融物を得ます。

●製品物性の安定

・適切なせん断(剪断力)をかける事で、材料の物性

 (例:強度、耐熱性 等)が向上し、品質不均一を防ぎます。

■プロセス制御と生産性

●せん断力の調整

・ニーディングディスクの角度や幅(順ねじ、中立、逆ねじ)を調整し

 材料に応じた最適なせん断力を発揮させ、熱による劣化を防ぐ

●効率化

・スクリュー構成により、生産スピードとエネルギー消費(電力)を

 最適化し、高い生産量を実現します。

■用途に応じたカスタマイズ性

●セグメント式

・スクリューが分割型(エレメント)である為

 材料開発や試作段階で、樹脂、フィラー、添加剤の特性に合わせ

 配置を組み替え可能です。

●反応、脱揮

・単なる混錬機としてではなく、高分子反応や、脱揮による

 異物除去、物性回復(リサイクル)にも対応する構成が求められます。

■適切な設計ポイント

●圧縮比の適正化

・圧縮比が低いと未溶融物や空気の巻き込み、高すぎると

 ガラス繊維(GF)の破損や過度な樹脂劣化(ヤケ)の原因となる。

※適切なスクリューフォーメーションの設計は、コンパウンド工程に

 おける「生産量、品質、コスト」のバランスを決定づける最重要因子です。

二軸押出機スクリュー構成
スクリューエレメント