〇コンパウンド試作を依頼する時、【試作費はいくらですか?】
と価格だけを確認していませんか?
実は、同じ【コンパウンド試作】でも、
材料費・清掃費・サンプル量・試作時間・報告書の有無 等によって
見積もりの内容は大きく変わります。
今回は、コンパウンド試作の見積もりを取る際に確認しておきたい
ポイントを簡単にご紹介します。
■コンパウンド試作の見積もりで確認したいポイント
①試作日に何が含まれているか
〇まず確認したいのが、見積金額に含まれる範囲です。
- 機械使用料
- オペレーター費
- 材料費
- 段取り、準備 等
- サンプル回収、梱包費
- 出荷費用
- 試作報告書
等、会社によって含まれる項目が異なります。
【試作日〇万円】だけで判断せず、何が含まれているのか
確認する事が重要です。
②材料は支給か、準備してもらえるのか
〇樹脂や添加剤 等を自社で用意するのか、試作先に準備して
もらうのかも確認しましょう。
特に特殊な添加剤や少量材料の場合、調達費用や納期が追加で
発生する事があります。
③最低試作量・必要材料量
〇【製品として何kgできるか】だけでなく、試作に何kgの
材料が必要なのかも重要です。
少量試作の場合、必要量を事前に確認しておくことで
貴重な材料を無駄にせずに済みます。
④清掃費・材料切り替え費
〇二軸混練では、材料を切り替える際にバレルやスクリューの清掃が
必要になります。
特に、
- 高充填材料
- ガラス繊維入り材料
- 無機フィラー
- 着色剤量
- 分解しやすい樹脂
等では、清掃時間や費用が大きく変わる場合があります。
【清掃費は別途なのか】も見積もり段階で確認して大きましょう。
⑤試作条件の記録・報告書
〇試作後に、どのような条件で試作したのか確認できる事も
重要です。
例えば、
- 回転数
- 吐出量
- 温度条件
- トルク
- 使用材料
- スクリュー構成
- 試作時の写真
等です。
研究開発用途では、単にサンプルを受け取るだけでなく
次の試作に繋がるデータが残るかを確認すると安心です。
⑥サンプル量と回収方法
〇完成したコンパウンドを何kg程度受け取れるかも確認しましょう。
また、ペレットだけでなく、必要に応じてフィルム・シート
等への成形まで対応できるか確認しておくと、後工程まで
スムーズです。
⑦追加試作の費用
〇試作では、一回で狙った結果が出ない事もあります。
その為、【条件を変更してもう一度試作した場合、いくらかかるのか】
も事前に確認しておくと、開発予算を立てやすくなります。
■価格だけでなく【何が得られるか】で比較する
〇コンパウンド試作では、単純に【一番安い会社】を選ぶ事が
必ずしも正解とは限りません。
例えば、少し費用が高く手も、
【相談→材料確認→試作→条件調整→サンプル回収→データ・報告書】
まで対応してもらえる会社であれば、開発全体の効率が上がる可能性が
あります。
見積もりを比較する時は、【試作費はいくらか】だけでなく
【その金額でどこまで対応してもらえるのか】を見る事が大切です。
■まとめ
〇コンパウンド試作の見積もりを取る時は、価格だけでなく、
- 試作費に含まれる範囲
- 材料費、材料支給
- 必要材料量、サンプル量
- 清掃費
- 試作条件の記録
- 報告書の有無
- 追加試作の費用
等を確認しましょう。
安い・高いだけでなく、【必要な試作をどこまでスムーズに進められるか】
で比較する事が、試作先選びのポイントです。
N.6株式会社では、二軸混練によるコンパウンド試作について
材料や配合、試作条件のご相談から対応しています。
【まずは少量で試したい】【配合が固まっていない】
といった段階でも、お気軽にご相談下さい。



